2010年5月25日火曜日

投資の哲学(その2)

投資の世界の「悪魔の辞典」を作るつもりです。(笑)
その1はこちらです。
■宝くじは投資か?
ギャンブルがきらいな人がはまる季節的な少額の投資行為だが、口では「夢」を買うとは言うものの、その実、1等が当たることが当然のように見込んでいるので投機。
■株式投資は投資か?
もはや株が上がると考えて投資する人はなく、お米券や食事券などが目的であり、おまけがほしくてチョコレートを買う子供と同じ行為なので消費。
■銀行預金は投資か?
金利という利益を見込んで、預金という資本を出すので投資。預貯金の運用先が破産寸前の国の債券なので、一般人が考えているほどリスクは低くない。
■土地投資は投資か?
土地はバブルの夢を皆どこかにもっているものの、現在も将来も値上がり利益はなく、せいぜい臨時駐車場やアパートとして微々たる収入が得られる程度なので貯蓄。
■病院のMRIは投資か?
透視です。
■ヘッジファンドは投資家か?
ギャンブラーです。
金投資は投資か?
蓄財です。
■新興国投資は投資か?
チューリップバブル以来過去にあった多くの泡沫現象の一つで、関係者全員が同じ夢を見続ける限り投資と思われるが、夢から覚めれば投機であったことが分かる、懲りない人たちの行為。
チャーティストは投資家か?
占い師です。
アナリストは投資家か?
予想が常に外れても平気な商売で、そのため自分の言ったとおりのポジションに投資することはなく、他人に投資させようとする、極めて賢い人種で、虚言家または逮捕されることのない詐欺師。
日本国債投資は投資か?
見込める利益がほとんどなく、その事業も「仕分け」によるとムダばかりであり、返す当てのない借り証文なので、暴落を前提としたギャンブルに近い投機。

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