2010年5月28日金曜日

絵で分かるモダンポートフォリオ理論(その1)


ここに証券AとBがあります。
AとBを適当な割合で持つ場合のポートフォリオを考えます。

証券Aは、期待収益率10%、リスク20%
証券Bは、期待収益率3%、リスク8%
とします。図1参照

例えば、この証券AとBを50%、50%の割合で購入した場合、ポートフォリオの期待収益率はどうなるでしょう?

A 10%×50%=5%
B 3%×50%=1.5%
A+B=5%+1.5%=6.5%

つまり、AとBに引いた線の真ん中になります。
(リスクも線分Cの真ん中になります。)同様にいろいろな割合でAとBを保有した場合のポートフォリオは線分Cの線上を保有比率に応じて動くことになります。

絵で分かるモダンポートフォリオ理論(その2

参考:
東証全業種の相関を計算してみました。
モダンポートフォリオ理論の具体例(その1)
モダンポートフォリオ理論の具体例(その2)
東証全業種の相関データ


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