(グラフはクリックすると拡大します。)
ＥＴＦの売買代金が急増しています。
東証「月刊ETF・ETNレポート （2012年9月版）」参照
しかし必ずしもＥＴＦの人気が出てきたとも言えない状況です。
グラフはＥＴＦの純資産総額と日銀による買入総額の推移状況です。
２０１０年８月には２兆円だったＥＴＦの純資産総額が日銀の買入により、この９月末時点で３兆５千億円にまで底上げされています。
日銀の買入総額が今年９月末時点で１兆４千億円となりましたから、ちょうど同額分だけＥＴＦの純資産総額が増えたことになります。
つまりこの間一般の投資家はＥＴＦを購入していないことになります。
日銀のＥＴＦ買入枠は１兆６千億円ですから残りは２千億円だけとなります。
超大口需要家の日銀の買入がもうすぐ終わります。
ＥＴＦ購入をお考えの方はしばらく様子をみられたらよいのではないでしょうか。
注意
１０月３０日、日銀はＥＴＦの買い入れ枠を５０００億円増額することを決定しました。
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