モーニングスター記事「ETFの役割は主要資産の「補完」から分散投資の「主役」に変化」より。2017-06-08
全世界のETFの純資産残高は、2017年3月末時点で約3.9兆ドル(約429兆円)に達し、2008年から9年間で約5倍に拡大しています。(年率約20%の伸び)
以下モーニングスター記事より抜粋し、要旨を記します。
○2017年第1四半期(1-3月期)、世界のETFへ合計1,895億ドル(約21兆円)の流入超過となった。(過去最高額)
○投資先として先進国株式に分散投資するETFが伸びている。
○一方新興国株式及び商品のETFからは投資資金が流出している。
○ETFが伸びた理由として、低コストかつ流動性に優れ、分散投資の「主役」として拡大している。
○株式以外に債券ETFが伸び、2008年比で約10倍(年率約30%の伸び)となっている。(2017年3月末時点で純資産総額の約17%が債券ETF)
○債券ETFについては人気化すると共に多様化し、スマートベータ型などが開発され、保有コストが逐年アップしつつある。