ついに・・・・・
「ブラックロック・ジャパンは、同社グループのETF(上場投資信託)ブランド「iシェアーズ」として、日本株やJリートを投資対象とする4銘柄を10月20日に東京証券取引所に新たに上場すると発表した。」モーニングスターファンドニュース
「iシェアーズ TOPIX ETF」<1475>が東証に上場されます。
(全国の証券会社を通して取引所での売買が可能となります。もし買おうと思われたら、手数料の安いネット証券がおすすめです。)
信託報酬0.06%!
参考
「設定当初から平成 28 年 8 月 9 日 (予定)までの期間に限り、さらに信託報酬を一時引き下げ、0.025%」にするそうです。
TOPIX ETFの信託報酬に限ると、現状最安値はMAXIS トピックス上場投信が0.08%でしたから「iシェアーズ TOPIX ETF」がダントツの最安値となります。
当然三菱UFJや日興AMも信託報酬の値下げ競争に参戦・・・するのかな?
販売力に自信があるのなら「様子見」かも知れませんね。
特に野村AMは・・・
一方すでに上場されているブラックロック・ジャパン「iシェアーズ日経225 ETF」が意外と苦戦しています。
たぶん信託報酬0.17%が不人気の原因なのでは。
そこでこの反省を踏まえてなのか、TOPIX ETFは思い切って信託報酬を0.06%(当面は0.025%)に設定。
まさに 「iシェアーズが東証に殴り込みっ!」 て感じですね。
こうなるとランダムウォーカーの私としては「iシェアーズ TOPIX ETF」を声を大にしておすすめします。
なんだかんだと当たるはずのない銘柄選びにプロもアマも熱中していますが、合理的に考えれば日本株投資はこれしかないと私は思っています。
銘柄選びはいずれにしろ報われる可能性はそれほど高くありません。
多くの投資家、専門家、経済学者が指摘しているようにインデックス投資は最強であり、そしてローコストの商品はベストな選択支です。
iシェアーズは販売チャンネルに弱点(だれも売りたがらない)があり一朝一夕に東証のチャンピオンにはなれないかも知れませんが、日本の投資家が賢くなるに連れてやがては実現するのではないでしょうか。
参考
ちなみに米国株ではS&P 500 ETFは老舗のSPDRが純資産約24兆円と圧倒的1位です。
iシェアーズは約8兆円と2位に甘んじていますが、東京市場ではSPDR ETFの影が薄く、ここぞとばかりにiシェアーズはTOPIX ETFで純資産額1位をねらっているのでは。
当面、個人投資家にこのETFをおすすめする所はなさそうですから動きは鈍いと思いますが、機関投資家は食指を動かすかも知れません。
でもいつまでもこのETFが伸びないとすると、日本のマーケットが異常なのか、個人投資家がバカなのか・・・いやいや投資を趣味にされている方が多いのか・・・・・はたして・・・・・
儲けたい人のためのETF講座(その1)
儲けたい人のためのETF講座(その2)
儲けたい人のためのETF講座(その3)
儲けたい人のためのETF講座(その4)
儲けたい人のためのETF講座(その5)
儲けたい人のためのETF講座(その6)
儲けたい人のためのETF講座(その7)
儲けたい人のためのETF講座(その8)
儲けたい人のためのETF講座(その9)
レバレッジETFのしくみと危険性について